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2020/06/29

ハードルを越えて

| by 校長
 長い休業が開けて「学校にいく」という日常が戻ってきています。

 子供たちにとって学校に来ることが「楽しい」という子と『大変なこと」という子がいます。学校は集団で学習をしたり、生活をしたりする場です。人によっては友達と会えるから楽しい、学校にいくと勉強があって楽しいという考えとその逆で集団生活がつらい、勉強がつらいという考えがあります。その子にとって感じ方が違います。友達と会うのは好きだけど勉強はきらい、勉強は好きだけど、友達関係がつらいという人もいるかもしれません。そもそも朝早くおきて規則正しい生活が厳しいという子もいるでしょう。

 いずれにしろ学校や社会の何かが「ハードル」になっている子がいるのは事実です。月曜日はそれとの戦いです。以前の学校は行くのが当たり前、行かないことは許されないといった社会的な圧力が強く存在していました。しかし、今は選択肢の多い時代で、子供には学校自体や社会自体がハードルになっていることがあります。

 学校では職員に「学校は楽しいところにしよう」と話していますが、どんなに楽しくしても、社会の決まりや学校のルールをなくすことはできません。先生方と「一人一人にあった学習」をめざしていますが「45分の授業の連続する場所で、集団学習する」ということは変えることはできません。

 子供にはそれぞれの方法で社会の「ハードル」を越えて育っていってほしいと考えています。そのために学校でも一人一人の「やる気」を大切にした学習をしていきます。ご家庭でも、習慣化して起きるのが当たり前なら前の日から早く寝る。といった生活習慣を作ってください。夏休みまであと1か月、今ががんばりどころです。健康に気を付けながら毎朝のハードルの乗り越えられる子になってほしいです。大人は毎日なんらかのハードルを越えています。子供にとって大人はお手本です。そして子育ては今しかできません。学校と家庭ともに子供がハードルを越えられるように応援していきましょう。

 ※状況によっては学校と家庭だけで解決できないこともあります。スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、市役所子供課、医療等とも連携していきます。担任にご相談ください。
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校長室カウンタ

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ご挨拶

  
楽しく学ぶ学校
「強く正しく睦ましく」を実践する 第25代校長 関根達郎

 令和5年度 いよいよポストコロナの時代が訪れそうです。
 「楽しく学ぶ学校」は、小学校の基本だと思っています。150周年行事を行い新たな歴史を刻んだ石原小学校は、保護者、卒業生、地域の方々からたくさん応援していただいています。
 コロナ禍を乗り越え石原小学校は新たなオプションをたくさん身につけました。令和4年7月9日の150周年式典は、石原小学校関係者の記憶に残る思い出になったと思っています。
 コロナ禍でも
新しい学校の生活様式を身につけ、対策をとって学習する学校ができました。今年度はさらに一歩進めて楽しく実社会で役に立つ教育活動を改めて進めてまいります。GIGAスクール構想により学校に配備されたタブレットパソコンを効果的に使い、従来授業とのバランスを取りながら、「令和の日本型学校教育」を進める学校にしていきます。学校は、「楽しく学力を身につけるところ」「思い出を作るところ」です。保護者のみなさまにおかれましては、今後とも学校と家庭が一体となって進めてまいりたいと考えております。
 151年目を迎える今年、新たな石原小の歴史を刻めるように保護者、地域のみなさん、卒業生のみなさんと石原小学校を一緒に創っていきましょう。石原小学校は、周りのがっこうからまねされるような実践ができるように進化しつづけます。今年度も宜しくお願いします。
 
 
                                 令和5年4月8日  

 

石原小のプロジェクト(学力・ICT活用・地域とともにある学校)

現在進行中の石原小のプロジェクト


完了したプロジェクト
・ 運動会web配信プロジェクト(ICT活用・地域連携)
 新しい修学旅行プロジェクト(地域連携・ふるさと学習) 完了
・ コロナ対策学校行事代替プロジェクト 林間学校・遠足等 完了
・ GIGAスクール先進研究校プロジェクト(市教委 ICT活用)完了
・ まなプロ(総合教育センター・リコージャパン ICT活用)完了
・ 学力向上プロジェクト(県教委)完了
・ 150周年記念事業プロジェクト 完了
・ 石原学プロジェクト(地域連携)令和5年度末まで 完結
 
「ウィズコロナ SDGs共生プロジェクト」
    →「睦ましくプロジェクト」 令和5年度末まで 完結
・ 情報教育プロジェクト 令和5年度末まで 完結
 

情報教育 その1「情報ってなに?」

校長から情報モラルの教材を発信します。
子供たちといっしょにかんがえていければと思います。

情報教育とは、情報や情報機器を使うときに必要な教育です。
3年生から6年生を対象としています。はじめはこのような形で発信します。
だんだんグレードアップしていこうとかんがえています。

第1回目は 「情報って何?」
インターネット教習所web1.pdf



答え
①情報は音でつたえるものである                          × 音だけなく 映像や文字もある

②テレビにハムスターが映っていますテレビの中にハムスターはいません。 〇 生きているハムスターはいない。 

③キャンプは「楽しくない」と言われたら本当に楽しくない。     ×一人の人が楽しくないといっても行ってみないとわからない。

次回は17日の予定です 第2回「情報は人がつくっている」


 

情報教育 その2「情報は人が作っている」

情報教育第2弾です

一緒に考えてください。
第2回目は「情報は人がつくっている」
インターネット教習所web2.pdf
答え

①人の話は、かならず正しくつたわる。 ×   変わってしまうことがある
②人によって話が違うのは情報は人が作っているからである。〇 
 ③人は話を作って伝えることがある。〇

次回は25日の予定です。 第3回 「情報は取り戻せない」
 

情報教育 その3「情報はとりもどせない」

情報教育第3弾です

 一緒に考えてください
 第3回目 「情報は取り戻せない」
 インターネット教習所web3.pdf


①写真をネットにのせるとたくさんの人に配れる。

○ ネットにのせると一気にコピーされて拡散することがあります。
  見ている人にはほぼコピさーれます。ですからたくさんの人に配ることができます 

 ②「よい」とおもって写真をネットをのせることを「いやだ」と思う人がいる。
○ います
  写真を他の人にみられると嫌だと思う人がいるのは当然です。
  見知らぬ誰かに写真を配られていい気持ちではありません。
  自分がよいからといってなんでもネットものせることは良いことではありません。
  かならす相手に承諾「のせていい?」と聞いてそのリスクがわかって「いいよ」
  といったらのせることができます。


 ③ネットにのせた写真はもう消すことはできない。
○消すことはできない
   情報はものと違ってコピーされやすいです。特にネット上に載せたものはすぐにコピーされます。
   相手の端末にはいった写真を特定して消すことは難しいです。他人がみられるということは
   その時点でコピーされているのです。発言したことを相手に「わすれて」といってももう忘れられないとの同じです。
   紙に書いた文書はとりもどすことはできますが、相手が読んでしまうと記憶から消すことができません。
 

情報教育 その4 「その情報はただしいの?」

情報教育第4弾です。

 一緒に考えてください。
 第4回目「その情報は正しいの?」
インターネット教習所その4.pdf

1.テレビの放送は全て正しい  × テレビの情報がすべて事実を伝えているわけではない
               間違っていてののちに訂正されることもある
               「やらせ」といわれる大げさな表現や事実を作ってい
                ることもある
2. インターネットの情報は全て正しい × インターネットのはだれでも配信すること
                     ができる。誰が書いたかわからない匿名の記事や映像がある。

3.コマーシャルの情報は大げさにいうことがある  〇物を売るためにはよいことを中心にいうことがある。音楽を使ったり、いいところだけを伝えたりすることがある。