校長室に西園寺公望さんの額が飾ってあります。この額のことをホームページにアップしていたところ、額を見にきてくださる人がいました。
はるか京都の立命館大学史資料センターの方でした。

西園寺公望さんの額をさがして全国をまわっているとのことです。この額で珍しいのは書いてある字が学校名ということでした。西園寺公望さんは日本全国で揮毫を頼まれていますが、石碑の名前や言葉が多いのですが「石原尋常小学校」という学校名を書いています。史資料センターの方は写真をとって、学校にある資料(学校沿革誌の写し)を持って帰られました。
学校に飾ってあるだけだと知られないものが、ネットにあげているとこうしたところと繋がれると実感した出来事でした。


西園寺公望 1849~1940 第2次伊藤内閣にて文部大臣として初入閣し外務大臣を兼任、明治36年(1903年)には伊藤の後を継いで立憲政友会総裁に就任し、明治39年(1906年)内閣総理大臣に任じられ、第1次西園寺内閣、第2次西園寺内閣を組閣した。教育にも尽力し、自らが創設した私塾立命館は現在の立命館大学の礎となった。