今日は暑くなりました。これからはコロナ対策と熱中症対策の両方が重要になります。「マスクをしましょう。」という指導もしていますが、「〇〇の時はマスクを外しましょう」という指導も必要です。マスクは本来「咳エチケット」のための道具です。ですからマスクをいつもしているというわけではありません。

　大人は判断できますが、子供の判断力は十分ではありません。

　これからは〇〇の時はマスクを外しましょうということも必要です。これはまだ、十分に子供たちには浸透していません。子供は「マスクをする」ということは定着してきたところです。学校は教育するところですが、子供は1回いっただけで全員身につきません。また判断することなので難しいです。

　体育をするときは　「人との距離をとって」マスクをはずして運動します。これは学校で
　指導していきます。

　登下校・休み時間
　
　暑くて熱中症が心配されるときは「人との距離をとって」」マスクを外して登下校します。

　　状況　「今日は暑くて熱中症の心配がある」と判断します。

　　そしたら
　　　１　マスクをはずすこと
　　　２　人との距離をとること

　　これが子供自身できるようにすることが大切です。繰り返し指導していきます。

　ここで難しいのは、マスクを外している子供の姿をみてほかの子供や　ほかの大人から「マスク外してていいの？」と言われることです。そういう指摘で、こどもは「怒られた」と思うことがあります。
　状況によってはマスクをはずすこともあるということを学校内、学校外の人々にひろく知らせていかないと、このことはきちんと定着はしません。

　　子供は一生懸命　マスクをしようとしています。しかし状況によってマスクを外すこともあるということをまず学校の教員がきちんと同じ歩調で指導をしていきます。そして学校でこうやってることを、知らせていきます。保護者のみなさんの一人一人の感じ方や考え方も様々です。ですのでこれは徹底するためにはいろいろな努力と協力が必要です。難しいですが、定着を図っていくための努力をしていきたいと思います。

　テレビ番組やネットで様々な人が様々な意見を発表しています。どれも発表する人にとっては大切な主張だと思います。そのなあで子供たちはよりベターなことを判断し、行動していくことが大切です。コロナ対策と熱中症対策のバランスは子供たちにとっては難しい課題です。学校と家庭とともに考えていきたいと考えています。