明日は表彰朝会です。表彰状を渡すのですが、石原小学校なので100人以上が関係します。良いことで表彰されたことをほめて伸ばしていきたいという思いがありますが、時間的に長くなってしまいます。タイムリミットは15分。
　終業式もあります。これも大切です。前期を振り返っての作文を読む児童がいます。こちらも大切にしたいです。ＺＯＯＭ朝会になって重要なのは映り方と全体の構成です。まるで放送番組を作っているようです。
「児童の様子を効果的に分かりやすく伝えたい。」
ただだらだら行事をやっているだけではいけない。文字や画像を効果的に使って朝会を作り上げたい！

ここで重視されるのがリハーサルです。
いろいろな準備をして、出る児童はどうすればいいのか？職員で考えています。今までも練習というのはありましたが、ＺＯＯＭ朝会では映り方や映し方、文字の出し方などを考えるようになりました。出演児童にはなるべく失敗のないように事前に1回は経験させるのです。今日は朝、2時間目休みに職員と該当児童でリハーサルを実施しました。「練習は本番のつもりで、本番は練習のつもりで」リハーサルでは本番のときと全く同じ条件でやってみます。配信には失敗がつきものです。全て準備がそろっていることが求められます。【練習だから不十分でいい】と言う意識はすてて、望んでいます。教職員の意識も大切です。

ＺＯＯＭ朝会をするようになって1年以上が経ちますが、この意識が変わりました。どう伝えたらいいのか、どう伝えたら分かりやすいか？時間内で仕上げる意識です。事前に考え準備するようにしています。

　今回の終業式の私の話も30秒です。内容を厳選して伝えます。オリンピックのあいさつでも短く簡潔な天皇陛下のスピーチが一番評価されていました。
　リハーサルをすることで、きちんと準備をして、分かりやすく伝えようとするようになってきています。そうすることで児童も心の準備ができます。これはコロナ禍での副産物としてよい効果を生んでいると考えています。明日の表彰朝会と終業式がよくできますように願っています。