19日、離任式が行われました。温かい拍手と、150周年ソングのBGMで入場。ステージに上がった先生方も、体育館でむかえた子供たちも、久しぶりの再会にうれしそうです。
異動された11人の先生方を紹介した後、代表児童からお礼の言葉と花束のプレゼントです。先生に会えてうれしそうな子、ちょっぴり恥ずかしそうな子、感激して涙ぐんでしまう子など、様々です。次は、先生方からのお別れの言葉です。成長した姿を見て安心したこと、異動して再確認した石原小のよいところ、石原小の思い出などを話していただきました。参加できなかった先生方からはビデオメッセージをいただき、会えなくて残念に思っていた子供たちから歓声が上がりました。最後に全員で校歌斉唱を行いました。みんな別れを惜しんで一生懸命に歌っていました。
コロナ禍の学校生活は、3密を避けるために学校行事の中止や縮小が余儀なくされました。しかし、今まで脈々と続いてきた学校行事には、それぞれに意味があるのです。離任式には、お世話になった先生に対面でお別れをし、感謝の気持ちを伝えるという重要な役割がありました。その中で「悲しい」とか「ありがとう」という感情を覚え、心を震わせることで、人間としての成長につなげることができるのです。今回の離任式で、子供たちは心を成長させることができました。